コーチングとカウンセリングは過去の捉え方が違う

過去をどのように扱うかのアプローチの違い

コーチングと似ているものにカウンセリングというものがあります。

カウンセリングとはやや乱暴ですが、一言でいうならば「相手(クライアント)の過去を受け入れていく」ことです。カウンセリングが必要となるクライアントは、心に何らかの問題を抱えています。

NLPとコーチングとカウンセリングコーチングは未来を、
カウンセリングは過去を

つまり、心の状態が通常よりも落ち込んでいるという状況だといえます。そういったクライアントに対し、カウンセラーやセラピストは、クライアントの過去を一つ一つ受け入れていくことによってクライアントの心の状態を通常レベルまで戻す、というのがカウンセリングです。

この場合、カウンセラーとクライアントの間には、双方向のコミュニケーションが存在しますが、その関係は癒す側と癒される側ということになります。

一方向のコミュニケーションではありませんので、ティーチングとは異なりますが、双方向のコミュニケーションという意味でコーチングとは同じであるといえるでしょう。

しかし、クライアントとの関係性は異なります。カウンセリングの場合には、クライアントは相談する立場であり、カウンセラー(セラピスト)はその内容について共感する立場。

一方、コーチングはクライアントとコーチの立場はあくまで対等な強調関係にあります。

コーチングは、カウンセリングと同様に、クライアントの過去を扱いますが、その扱いが異なります。というのも、コーチングではクライアントの過去を資源とみなし、それを土台にクライアントの未来など方向実現のための答えを見つけ出すための気付きなどを提供するコーチを行う。

カウンセリングは過去を受け入れることを行うわけですから、過去をどのように扱うのか、あるいは過去に対するアプローチがコーチングとカウンセリングでは異なるということがいえるでしょう。

その意味で、コーチングとカウンセリングは似ているような気がしますが、アプローチの仕方としては全く異なるものということができます。当然ですが、コーチングとカウンセリングどちらが良いのか?ということでもありません。どちらが優れているわけでもありません。

クライアントがどのような状態なのか、またはクライアントが何を求めているか、など、クライアントの状況などに応じて、コーチングもカウンセリングも必要不可欠なものであると考えてることができます。

自宅で学ぶことができて、NLPライセンスも認定されて、かつ、
リーズナブルな受講料のNLP通信講座なんてあるのでしょうか?

そんな美味しい話があったら嬉しいですよね?でも、実はそんな条件を満たすNLPの通信講座があります。
NLP創始者リチャード・バンドラーの本家本元のNLPが学べ、課題認定を受けることで「LC(ライフチェンジ™)プラクティショナー」の資格が付与され、さらに、受講料は通学制のNLP講座と比べて半額以下で受講できる。

それが、ヒューマンアカデミーの「NLPファンダメンタル通信コース」。まずは無料資料を請求してみたらいかがでしょうか。 >> NLP案内書【60秒無料請求】

Page top icon